新製品アネロス『ヴィヴィ』の新発売に伴い、
人生100年時代を楽しむ、大人の生き方Magazine「MOC」に
ラブライフアドバイザーのOliviAさんと弊社櫻井の対談が掲載されました。
是非ご覧ください。
アラフィフの女性の頭にふとよぎる「女としての自分」の揺らぎ。
「オーガズムって何だろう」「セックスを楽しめない」とこれまでのセックスライフに疑問を感じることも。
膣トレや女性のオーガズムなど大人の性の悩みに答えてくれるのは、ラブライフアドバイザーのOliviA氏。
さらに米国アネロス社が開発した大人の女性向けラブグッズ『ヴィヴィ』の効果やメカニズムもご紹介します。
今回のMOCインタビューではOliviA氏とアネロスジャパン社長の櫻井氏の対談をお届け。
櫻井社長に『ヴィヴィ』のすごいポイントをお聞きしながら、OliviA氏が思うセルフプレジャーのススメを伺ってきました。
OliviA
40、50代になると、女性は更年期に入ります。
「このまま女性としての喜びを知らないまま閉経していいのか」「自分のセックス人生、これでいいのか」と駆け込み相談をされる女性もいらっしゃいます。
パートナーはいるけれどセックスが本当に気持ちいいものという感覚がわからず、月経周期がまばらになってきて閉経が目前に迫っているのを感じ、ご自身の年齢とセックスの質を振り返る年代かもしれません。
オーガズムの相談では、女性の性の悩みが細分化してきたと思います。
オーガズムがわからないという女性のなかで、悩んでいる方、悩んでいない方に分かれます。
さらにここから悩みの内容は細かくなっていきます。
女性が抱くオーガズムの悩み
・自分でクリトリスでイケるけど中でイケない
・セックスの前戯でイケるけど挿入でイケない
・最終的なゴールとして彼と一緒に膣でイキたい
OliviA
だんだんステップアップしていくようでもありますね。
こういう価値観を抱く女性の声を聞くようになりました。
櫻井社長
男性でも大きいペニスで刺激が強い方がいいと思っている方もいますが、女性のオーガズムはそうではないんですよね。
OliviA
そうですね。男性のサイズが大きいと痛みを感じる人もいます。
まずは女性のみなさんには自力で自己開発する感覚を持ってほしいんです。
自分のことを知らないままさらけ出しても、相手はよりわからない。
自己観察をして「どこが気持ちいいのか」「どんな風だと気持ちいいのか」がわかってから共有し合うことが大事。
パートナーがいて2人同時にイクのも素敵ですが、セルフプレジャー(マスターベーション)もおすすめです。
自分ひとりでするときも、すごく気持ちいいとけるような体験ができますよ。
櫻井社長
性感のツボがどこにあるのか、オーガズムがどんなものなのかということを知ってもらいたいですね。
オーガズムというのはひとつの蠕動運動(せんどううんどう)で、男性の場合は精子を吐き出すときの動きです。
女性の性感のツボはクリトリスやポルチオなどいろいろありますが、オーガズムが何を指すのか確立していません。
男性の性のコントロールセンターは前立腺ですが、女性はちょっと違います。
女性の前立腺と呼ばれているスキーン腺がある場所を「Gエリア」と呼んでいます。
そのGエリアを刺激することによって女性の体でも蠕動運動(せんどううんどう)が発生すると考えられています。
この蠕動運動が発生しているときがオーガズム。挿入後に男性から精子が放出されたとしましょう。
放出された精子を膣のなかに着床させるための蠕動運動(せんどううんどう)ですね。
OliviA
咀嚼して飲みこむような動きですか?
蠕動運動と言われるとしっくりきます。
櫻井社長
蠕動運動(せんどううんどう)は押したら動くとかそういうものでもなく、精神と体がリラックスしているときに起こります。
体でいうと、筋肉がリラックスしているという状態。体の中で不随意筋が勝手に動き出す。
これがひとつのトランス状態でオーガズムというわけです。
そこに着目して開発したのがアネロス社の『ヴィヴィ』です。
OliviA
今までの膣トレでは「膣の入り口を締めたり緩めたりしましょう」というのが中心で、私もそう教えることが多いです。
ですが『ヴィヴィ』のアプローチは違いますね。
実際に使用してみると、飲み込むような蠕動運動という感覚がすごくわかります。
櫻井社長
『ヴィヴィ』は、自分の体の中からオーガズムを呼び起こすものです。
『ヴィヴィ』を使うと、ケーゲル体操のような動きを伴って骨盤底筋が鍛えられますので、膣の締め付けがよくなります。
すると子宮脱や尿漏れの改善も期待されるんですよ。
こういった器具で知ってもらいたいのは、刺激が大きいからオーガズムに到達できるのではないといことです。
たとえばバイブレーションがオーガズムを呼び起こすとは限りません。
アネロス社製品の90%は電動ではないんです。
本人の体で発生した蠕動運動あるいは筋肉の収縮がオーガズムを呼び起こすように作られています。
自分の体の反応を補助するためのバイブレーションは付いていますが、電動がメインではありません。
OliviA
『ヴィヴィ』を挿入して膣をきゅっと締めると、膣の奥に飲み込むような動きを意識できました。
そして挿入した状態で膣に力を入れようとすると、アウター(外側の部分)がクリトリスを刺激しますよね。
バイブレーションなしで使うと、筋肉で『ヴィヴィ』を動かしている感覚がよくわかります。
一般的な膣トレでは膣口を子宮に引き上げるように引き上げるように指導されることが多いのですが、何も挿入していない状態で膣トレするときはイメトレになるんです。
イメージの中で引き上げているように筋肉を動かします。
ですが『ヴィヴィ』を挿入していると、引き上げることを意識して実際に感覚でわかってきます。
動きが納得できる形状をしていますよね。
櫻井社長
『ヴィヴィ』の形状の特徴として大きさも重要です。
PC筋をどうやって鍛えるかというのも大切で、PC筋の外側に随意筋、内側には不随意筋があります。
筋肉が膣の周りから肛門に渡って8の字に発達しています。この筋肉を、『ヴィヴィ』で鍛えられます。
最初は随意筋を動かすトレーニング。
肛門の外側を締めたり緩めたりするのは自分でできますので、まずはそういう使い方がおすすめです。
鍛えていくうちに、自分の意識と別のところで発生する蠕動運動を生み出せるようになりますよ。
最初は『ヴィヴィ』を「ちょっと大きいな」と思う女性もいらっしゃいますが、蠕動運動を誘発する筋肉運動ができる大きさで設計されているんです。
OliviA
私は『ヴィヴィ』の使い始めは潤滑ゼリーを使いました。
大きく感じる人には潤滑剤が必要かなと思います。
櫻井社長
『ヴィヴィ』は膣の中でGエリアをマッサージしてくれます。
それはちょうど、セックスをしてペニスが挿入されている状態に近くなります。
最初は硬かった筋肉がほぐれて、ぷっくりと膨れてきます。挿入したものを柔らかい筋肉で包みこむように筋肉は変化し、蠕動運動が呼び起こされる前触れともいえる状態になります。
女性の膣の筋肉は伸びますよね。
膣や肛門括約筋は下半身の臓器を抑える役割をしますので、強い筋肉をしています。まずは筋肉をほぐしましょう。
『ヴィヴィ』が入らないのは筋肉が硬くなっている証拠。セックスでいうならば前戯が足りていないような状態ですので、膣の筋肉をほぐしてから挿入しましょう。
OliviA
『ヴィヴィ』はスマホアプリで操作できるのも特徴ですよね。
ここ数年、プレジャーアイテムと呼ばれるラブグッズではスマホ操作機能が増えています。
私のスマホにもラブグッズアプリが多くインストールされていて…(笑)。
セクシャルウェルネスとテクノロジーが融合してきたことが面白いなと思います。
櫻井社長
IoT技術を取り入れている製品はありますが、数あるラブグッズの中で審査の厳しいアップル社に登録できたのはアネロスの『ヴィヴィ』だけでしょう。
OliviA
ラブグッズにIoT技術が入ってうれしいのは、手元で操作できる点です。
本体で操作しなくちゃいけないと大変ですが、スマホで強弱などのいろいろな設定ができると楽です。
櫻井社長
そうですね。オーガズムにはセットとセッティングが大切です。
体のリラックスもですし、精神的なところをクリアにしないとオーガズムにはなかなか到達しません。
OliviA
海外ではセルフプレジャーをソロセックスと呼ぶこともあります。
『ヴィヴィ』を使用する時はそれに近いように思います。
自分でリラックスする環境をつくることが大切。
女性からのオーガズムの相談で多いのが、「理性が働いてセックスに没頭できない」というのがあります。
気が散る環境や心配事があると、オーガズムに達することができなくなりますよね。
仕事の悩み、家でのセックス中に子供が部屋に入ってきたらどうしよう…などオーガズムに到達できない原因はさまざま。
環境づくりをして没頭するための準備も必要です。
櫻井社長
精神が緊張すると筋肉も緊張し、なかなかほぐれません。
温度、匂い、音楽、空気などが影響してきます。最高のお酒を飲むシチュエーションとも似ていますね。
オーガズムはトランス状態の一種ですから。
OliviA
私もそういう雰囲気が欲しくて、『ヴィヴィ』を使うときはバイブレーションで外性器をマッサージして、自分が高まってから滑り込ませるように挿入しました。
ソロセックスに近い世界観を考えながらするといいですね。
櫻井社長
オーガズムはクリトリスオーガズムと中イキに大きく分かれます。クリトリスはペニスのようなもので刺激だけでもある程度イケますが、奥へ入るための入り口に快感を与えているようなもの。女性の本当のオーガズムは実は違いますよね。
OliviA
ラブグッズで最近流行しているのはクリトリス吸引系で、クリトリスへの刺激を与えるものが人気です。でもクリトリスでイケるけど中イキできないという相談は少なくありません。『ヴィヴィ』は中イキを体験したい方に適しているトレーニンググッズだと思います。
『ヴィヴィ』だと飲み込むような蠕動運動を意識できて、クリトリスオーガズムとは異なる種類のオーガズムに到達できるような感覚がありました。私はクリトリスオーガズムの快感も好きですし、どちらの快感もいいと思います。新感覚のオーガズムを感じたい女性は『ヴィヴィ』でトレーニングしてみるといいですね。
櫻井社長
本当のオーガズムはスキーン線のGエリアを刺激することで得られます。
自分で筋肉を収縮することで、『ヴィヴィ』のアウター(外側の部分)がクリトリスに当たる構造ではありますが、クリトリスへの刺激が主な目的ではありません。
蠕動運動を誘発することでGエリアを刺激し、深い本当のオーガズムに達してほしいと思います。
OliviA
「深いオーガズム」「新感覚のオーガズム」が『ヴィヴィ』のキーワードかも。
櫻井社長
ですが深い本当のオーガズムって、多くの人にとって未知の世界ですよね。
何度もトライしていると「あ。飲み込んでいる!」「Gエリアに当たってる」ということがわかってくるはず。
『ヴィヴィ』を使い始めてすぐに気持ちよくなるというものではありません。
そのためにはPC筋がきちんと動くようにトレーニングすることが大切。
いいセックスにはトレーニングが必要なんですよ。
OliviA
自主トレは大事!ですから『ヴィヴィ』は初めての方はもとより、新感覚のオーガズムを感じてみたい上級者にもおすすめですね。
櫻井社長
スポーツもそうですよね。
鍛えた先に最高の状態を味わえるようなります。
トレーニングをしないでいい環境に巡り合っても、最高のセックスではない。
セットとセッティングがマッチして、徐々にいいものになっていくんです。
OliviA
自分で自分のトレーニングをして自分の体を良く知ることで快感がより深くなりますし、気持ちいいポイントを相手に伝えて性の喜びを共有できます。
2人のセックスをよくするために、ひとりのトレーニングが大事。
セルフプレジャーを性欲処理としてだけではなく、自分の体をよく知るための新習慣として取り入れたらいかがでしょう。
櫻井社長
セックスするためにトレーニングすることや質の高いセックスを目指すことを悪いことだと思わないでほしいですね。
オーガズムで気持ちよくなりたいと思うのはおかしくありません。
実際にセックスの頻度が高いほど幸福度が上がると考えられていますし。
OliviA
質のいいオーガズムって人生のQOLを上げると思いませんか?
深いオーガズムもですが、浅い快感やスキンシップからくる多幸感もいいものです。
好きな人と肌が触れ合うこともそうですし、つながって深く溶けあうような感じがするのもいい。
そしてトランス状態までいけたら、性の喜びとして理想的なのではないでしょうか。
体と精神を持ってこの世に生まれて感じられる貴重な体験がオーガズム。
味わった経験がある人から「とても美味しいですよ」と言われても、自分の感覚で味わってみなければオーガズムはわからない。
奥深く到達できた人だからこそわかるオーガズムの幸福感。
それをみなさんに知ってほしいです。
…ですがスタートラインにも立てていない人が多いように思います。
櫻井社長
スタートラインとしてトレーニングを始めるのはいいですね。
ただしマスターベーションをしてはいけない、いやらしいという空気が根底に流れているのが問題です。
いいセックスをしようと頑張ることが「変」と捉えられてします。
そういう空気感が変わっていくといいと思います。
いろいろな性に関する間違った情報や教育が世の中に溢れていますが、そこから自分が自由になれたらオーガズムを迎える状態が整ってきます。
OliviA
まずは自主トレとして自己観察をして、自分の体を知り、ラブグッズなどの便利なアイテムを使うことも選択肢にいれてみて欲しい。
現代は人生の寿命が長くなっているので将来の健康のためにも今の喜びのためにも、セルフプレジャーにはメリットがあるんです。
たとえば産後に膣の緩みを気にするママたちの産後のボディケアのひとつとしていいと思います。
櫻井社長
性に関するいいこと、悪いことの価値観が変わってきていますからね。
これからの時代はセックスも大事!そして質のいいセックストレーニングが必要になります。
「足腰が弱くなってきたからトレーニングしよう」と同じ感覚でセックストレーニングを始めてはいかがでしょう。
そういう目的のためのトレーニンググッズとして、『ヴィヴィ』が認められてほしいですね。
OliviA
健康面と性的な快感。
この2つのアプローチから性を考えていくとラブグッズに手が届きやすくなると思いますし、女性が抱くオーガズムの悩みにはやっぱり自主トレが重要になってきます。
性に関することをきちんと管理できる女性って、健康的で自立した女性だと思うんです。
だからみなさん、ラブグッズに抵抗がある、快感を求めるのが恥ずかしいのだとしたら「健康のために使ってみよう」という言い訳を上手に使って、セルフプレジャーにチャレンジしてみていいんですよ。
性のお悩みは人それぞれですがまずは自分の体を知ってトレーニングすることが重要。
自分の体が持つ機能を最大限に引き出すラブグッズ。鍛えたその先にどれほどの幸福感と快感が待っているのかちょっと楽しみですね。
快感だけでなく心身の健康のためにも、気持ちいいセックス目指して『ヴィヴィ』でトレーニングを始めてみませんか?