執筆者:尻飛び修士
運営ブログ:尻飛び修士の研究手帳
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・自己紹介
みなさん、こんにちは。はじめまして。
僕は尻飛び修士と申します。気軽に「修士」と呼んでください。
普段は「尻飛び修士の研究手帳」というブログで、主にドライオーガズムについて発信しています。「研究手帳」の名の通り、一般的な解説だけでなく、数々のプレイで得られた独自の考察も記事にしているので、よければ一度訪れてみてくださいね。きっとみなさんのドライオーガズムライフに役立つ情報が見つかるはずです。
さて、今回は光栄なことにアネロスジャパン様より新モデル「PSY」のレビューをさせていただけることになりました。
このPSY、なんと従来のモデルとは一線を画して自分好みに挿入具合を調整できるものとなっております。
ところで、なぜアネロスを自分で調整する必要があるのでしょうか?
まず、「アネロスは日本人の体格には合わない」という俗説がありますが、これは間違いで、アネロスから前立腺に近づいていくように設計されているので身体的な特徴にはあまり左右されません。
しかし、人それぞれの好みというものは存在すると僕は考えています。アネロスが同じように刺激をしてくれても、人によって強さだったり微妙な位置の違いだったりで得られる快感の質は変わってくるんですね。
そういうわけで、今まではティッシュや布を挟んで刺激を調節したり、中には自分で加工するなんて人もいらっしゃったりしたようです(加工は危ないのでやめましょう)。
その手間を省き、見事に需要に応えてみせたのが、自分好みに挿入具合を調整できる機能を搭載した新モデル、PSYというわけです。
僕はこのPSYが届いてからというもの、興味と快感のおもむくままに、過去のモデルと比較しながら何度も試してみました。その結果、PSYの特徴や使用感、使い方などがよく分かったので、ここでみなさんに共有したいと思います。また、面白い発見もあったので、それも紹介します。
精密な研究と設計のせいか、アネロスからの新モデルはそう頻繁には登場しないのですが、待ちに待って高まっていた期待を裏切らない素晴らしいモデルとなっていますので、ぜひ最後まで読んでみていただければ幸いです。
・PSYの3つの特徴
PSYには、特筆すべき3つの特徴があります。
それは調節機能、形状、材質です。
一つ目はなんといっても挿入具合の調節機能ですよね。
アネロスのほとんどのモデルには「アバットメント」と「Kタブ」と呼ばれる、前後に伸びた二つのツルのようなものがあります。これにはアネロスの挿入部分が入り込みすぎないように引き止めたり、会陰や尾てい骨部分を刺激したりする機能があります。
これまでのモデルだとそれらは固定されていたのですが、PSYは曲げることができるようになっています。これによって挿入の深さや前立腺への当たり具合などの調節が可能となり、より一層自分好みの快感が得やすくなりました。
ちなみに、アバットメントとKタブは通常のアネロスよりも長めになっているので、調節の幅はかなり広いです。
二つ目の特徴は形状です。
どうしても調節機能に目がいきがちですが、PSYは形状も魅力のひとつです。
挿入部分の大きさは太すぎず細すぎず、印象としてはMGXと同じくらいでしょうか。
しかし挿入部分の凸凹が大きめで、かなり攻撃的な形状となっています。
これほどまでに特徴的な凸凹はこれまでになかったので、ここもPSYのアピールポイントのひとつといえるでしょう。
最後の三つ目は材質です。
こちらはいわゆるシンシリーズでおなじみの医療用シリコンになっています。
通常の医療用プラスチックと比べて刺激がやわらかめに入るので、長時間の使用に耐えることができ、また初心者でも使いやすいのが特徴の素材ですね。ローションもよくなじんでくれます。
・まずはそのままPSYを堪能する
さて、特徴をみてきたところでさっそく使用してみましょう。
まずは調節機能を使わず、初期状態のまま使ってみます。
PSYは初期状態でも使えるので、まずはそのまま使ってみてから調節していくのがおすすめですね。
いざ挿入してみると、入れたときの凸凹感がもう気持ちいいです。
ただ、その形状から、同じくらいのサイズのMGXを挿入するときよりも若干の反発があるので、お尻は入念にほぐしておいたほうがいいでしょう。
アバットメントとKタブが長いので挿入の深さは少し浅めですね。
挿入したら、少しお尻になじませる時間をとった後に早速プレイ開始です。
まず驚いたのは前立腺へのフィット感でしょうか。
アダルトショップなどに行ってみると、アネロスではない商品で凸凹が大きめのものは多くみかけます。他の製品を悪く言いたいわけではないですが、それらは「前立腺を強く刺激してくれそうな」視覚効果があるだけで、実際に使ってみるとただ強く押されるだけ、ということが結構あります。
そういうこともあってPSYの形状を初めて見たときは疑心暗鬼でしたが、実際に使用してみると、その攻撃的な形状とは裏腹に驚くほど前立腺に自然になじんでくれるではないですか。アネロス恐るべし、です。
ところで、攻撃的なタイプのアネロスというとヒリックスやプロガスムを思い出しますが、これらともまた刺激の具合が異なります。
ヒリックスやプロガスムは圧迫感も同時に強めで、「面」で前立腺を刺激してくる感じがありました。
そのため、仰向けで脚を伸ばしたままプレイするのが好きな僕には少し刺激が強めだったのですが、PSYは凸凹の「点」で前立腺を刺激してくるので、圧迫感はあまりありません。
「前立腺への刺激は強めがいいけど、圧迫感がほしいわけではない」という方にはピッタリな形状ではないでしょうか。
その攻撃性から、得られた快感としては一般的に「男性型ドライ」と呼ばれるような明確で鋭い絶頂感になりました。
ちなみに、個人的な懸念点であったアバットメントとKタブの使用中の「へばり」は全く問題ありませんでした。調節ができるくらい柔軟でありながらも、ちゃんとプレイに差し支えないくらいの硬さになっていますね。
・自分好みに調整してみた
初期状態のPSYを使ってみて、実はひとつ気がついたことがありました。
僕はアネロス使用時に少し引き込みすぎるクセがあったので、浅めに挿入される初期状態のPSYが自分には合っているだろうと思っていたのですが、どこか物足りなかったのです。
それは僕が大好きなモデルのひとつであるマキシマスが与えてくれるような、「少し奥側への刺激」でした。
まさか自分の好みのアネロスを見つけようとしている中で、アネロスに自分の好みを見つけてもらうとは思ってもみませんでした(笑)。
そうと分かれば調整です。
マキシマスと重ね合わせながら同じくらいの挿入の深さになるようにアバットメントを調整、仰向けでも使用しやすいようにKタブはお尻の穴から短めの距離にします。
何度かプレイしながら微調整を繰り返し、ついに「僕だけのアネロス」が完成しました。
さっそく試してみましたが、僕の好きな奥側への刺激をしてくれて、攻撃的な形状でありながらも圧迫感のないPSYは、ぬるぬると動きながら僕を頂点まで高めてくれました。
もう「最高」の一言です。
・向いている人と注意点
最後に、僕がPSYを使用していて分かった「PSYが向いている人」と注意点についてお話しします。
まずPSYが向いている人ですが、中級者以上もしくは2本目以降のアネロスとしてです。
実際に、アネロスの公式サイトではPSYは中級者~上級者向けとして紹介されています。
ただこれは、刺激を感じるのにトレーニングが必要なユーホーや、ある程度の大きさに慣れている必要のあるプロガスムとは難易度の方向性が異なり、PSYは前立腺の感覚や好みの刺激、態勢などの「自分自身のこと」を知らないと真価を発揮しづらいからだと僕は思っています。
したがって、MGXのようなほどよい太さであり、圧迫感なく攻撃的な刺激をしてくれるという新しい特徴を持つPSYを、初心者の方が使ってみるというのも大いにアリでしょう。
もし初心者の方で使いたいという方がいれば、次の点に気をつけていただきたいと思います。
それは、できる限り調節機能は使わない、少なくとも毎回のように変えないということです。
ドライオーガズムに達するには、「前立腺周辺の開発」と「イき方の習得」の二つが大事だと僕は考えています。また、その二つを身につけるには多少の時間もかかります。
そのため、毎回アネロスの条件を変えてしまうと自分にとって何がよかったのか、何が足りないのかが分からなくなってしまいます。
ドライオーガズムを早く経験したいなら、急がば回れ。
もし心配な方がいれば、1本目をMGXトライデントにし、2本目以降の選択肢としてPSYを入れることをオススメします。
注意点としては次の二つがあります。
まず挿入の際のお尻のほぐし作業は入念に行うこと。
凸凹が大きい形状なので、十分にほぐさずに挿入してしまうと痛みが出る場合があります。
次にアバットメントとKタブは無理に曲げないことです。
これらはプレイ時に耐えられるように硬めになっているので、調節に多少の力が必要です。しかし、簡単には壊れないと思いますが、無理に曲げようとせず慎重に調節するようにしましょう。
ちなみに、調節をするときは自分の好みの他のモデルと重ね合わせながらやるのがオススメですよ。
・自分でアネロスを見つける、アネロスで自分を見つける
今回はアネロスジャパン様に貴重な機会をいただき、新モデル「PSY」のレビューをさせていただきました。
本編で紹介したような、調節機能という画期的なアイデア、そして今までになかった新しい形状は、ドライオーガズムの新たな地平を開いてくれそうです。
特に自分がPSYを使っていて面白かったのは、PSYの調整に対する試行錯誤の過程で自分の好みに気づかされた瞬間です。
自分でアネロスを見つける、アネロスで自分を見つける。
PSYは、そんなことができる素晴らしい新モデルです。
ぜひみなさんにも使ってみていただきたいと思います。
「PSY( サイ )」はこちらよりご覧になれます。