ネット上にある性科学研究者「身体への接触なしでもオーガズムは可能」というワイアードの記事の中で
>Komisaruk:オーガズムが、口、乳首、肛門、手など身体のあらゆる部分から導き出されることがわかった。このことから考えられるのは、身体のさまざまな部分から興奮状態が高まり、絶頂に達し、解消期に向かうという、オーガズムに共通の原則があるということだ。射精で終わらなくても、オーガズムの感覚を味わえる。
とあります。「オーガズムに共通の原則がある」んです。ウエットもドライもほぼ同じ経過つまり「身体のさまざまな部分から興奮状態が高まり、絶頂に達し、解消期に向かう」んです。私たち男子は、女子と違ってほぼ100%オーガズムの経験者です。少なくともウエットは達人です。女子には一生オーガズムをしらない人も多いんです。コツですが、私が説明しなくても皆さん良くご存知の筈です。なんせ男子はオーガズムの達人ですから。
その前に確認しておきます。
オーガズムは色々な程度があります。小さいやつから、気絶寸前まであります。
ちいさいのも大きいのも基本は同じ「オーガズムに共通の原則がある」のです。
自分が自分を刺激する最大の刺激より以前にオーガズムに達しないとオーガズムに達せません。どんな刺激も最大値はあるんです。最大の刺激をフォルテッシモと考えると、同じ刺激の最小をピアニッシモと考えます。音楽と同じでピアニッシモも大切です。精液が溜まって、ムラムラしてきてペニスを握ると、小さな刺激がビビッときて「これから気持ちよくなるなあ」なんて感じます。これがピアニッシモです。
ドライのときも、どの刺激でも良いです(もちろんアネロスでも良いですが)がピアニッシモと自分で可能なフォルテッシモをはじめから脳で予見して、ピアニッシモからすこしずつ強くしていきます。そのときすごく大切なのは「なんて気持ちいいんだろう」って思うことです。言葉で言ってもいいし、声を出すのも良いです。「なんて気持ち良いのだろうと感じてる自分をフィードバックを使ってで自分で知覚する」と楽にドライに行けます。この声にして自分の言葉や喘ぎ声を自分に聞かせるフィードバックは、ドライが出来るようになるまではとても効果的です。できるようになると声なしでも大丈夫です。
ピアニッシモから時間をかけてフォルテッシモにもっていく途中で、意識を他の感覚にとられないようにすることも大切です。ペニスでウエットをやってるとき、邪魔が入ると中断したりしますよね。それと同じです。ペニスより慣れていないだけ快感を失って中断しやすいです。
最後にフォルテッシモに達した時、それ以上はないのですから、そこで頂点にたっしないといけません。ドライは脳がコントロールしているので慣れればそこで頂点に達せるのですが、そこがちょっとコツがあります。そこだけがウエットとドライでちょっとだけ違うからです。コツとして「頑張ったんで最高の(自分としては最高ので良いです)快感に達した。本当に気持ちよかった」と思うことです。そう思い終わるまで刺激をやめてはいけません。自分の脳が、自分の最高の快感しかもとても気持ちの良い快感に達したと納得できればドライになってドーパミンが大量にでて、良かったぁという気持ちにつつまれて、時間をかけて余韻に浸ることになります。