ミクシィを見られない人もいるので、ESOについて補足します。
オーガズムには性器周辺の筋肉の不随意な収縮や体の痙攣などを伴うのが普通です。半世紀近く前のマスターズ・レポートでは射精時や女性の括約筋の収縮が0.8秒周期で10回前後起きることを観察、報告しています。
「セクシャル・ヒーリング」はアメリカの精神科医夫妻の書いた本ですが、要約すると、ESOは2,30分の適切な刺激(オーガズムも含む)が継続されるとエンジンがかかり、女性の場合、子宮を押し出すような骨盤底筋の持続的な収縮が長時間起こり、その間オーガズムがずっと続く感覚になると書かれています。
10分から一時間以上、「ジェットコースターを昇り続ける」ような感覚、と表現されています。
20分以上の「助走」が必要となると、普通の性行為ではまず無理でしょう。そのためか、マスターズはもとより、他の性医学書などでも読んだことがありません。
この「適切な刺激法」は本に詳しく書かれているので(リアルなイラストが秀逸)興味のある方はアマゾンでも売っているようなので、是非。
ドライの感想には「逝きまくった」とか「頭が真っ白になる」とか、さまざまな文学的?感覚的表現が見られますが、体に起きている反応に関してはあまり読んだことがありません。
そのためか、未達成者が「これってドライ?」といった疑問が湧くようです。
上記のように、快感を伴った不随意な筋肉収縮が起きるので、ドライかどうかの目安になるのではないでしょうか。